konogoro log 2021

このごろログ2021


2021年12月11日(土)

 寒い冬になると予報で聞きましたが、ここ数日は暖かい小春日和が続いています。「うすいえんどう」が順調に生育している中、梅のせん定作業に励んでいます。
せん定をしているとよく分かるのですが、梅の樹の状態は例年より衰弱ぎみです。今季が豊作だったのに加え、夏の長雨による日照不足と葉の病気の発生、その後秋の少雨・乾燥が影響しているようです。
来年以降に向けて、梅の実づくりの前に樹づくりをしっかり行わなければ、と思います。

梅畑とうすいえんどう畑

2021年10月18日(月)

 9月25日に種まきをしたうすいえんどうは順調に生育しています。8月、9月と雨天が多かった反動なのか、10月に入ると雨が全く降らず、しかも厳しい残暑。何度もかん水を行いました。井戸水があり、チューブかん水により省力的にかん水できるので助かっています。先日16日夜にやっと雨が降りましたが、さほど雨量は多くなくて、10月の最小雨量記録を更新するのでは?という今年の気候です。台風が来ないのは有り難いですが...

うすいえんどう畑

2021年9月17日(金)

 うすいえんどうの種まきの時期が近づいてきました。9月上旬にトラクターで耕耘をしたのですが、今季は土の水分状態が良好な時に耕耘できたので、例年以上に畝が良い仕上がりになりました。後は25日前後の種まきを待つのみ....でしたが台風14号が接近中。大雨で畝が崩されなければいいのですが..心配です。

うすいえんどう種まき前

2021年7月24日(土)

 梅の収穫シーズンも順調に終了し、1ヶ月ほどの漬け込みをした後、タンクの封を開けると、いい塩梅に仕上がった梅が顔を出してきました。これからしばらくの間、この梅をすくいあげて天日干しする日々が続きます。暑い夏は体に堪えますが、梅干し作業には真夏の晴天が必要となります。

梅酢に浸かる梅

2021年5月27日(木)

 いよいよ梅の収穫シーズンが近づいてきました。今年は昨年とは打って変わって豊作傾向ですが、記録的に早い梅雨入りで5月なのに非常に雨量が多く曇天傾向で、日照不足や病害が心配されます。
農業をしていると、気象に二つとして同じ年は無し、ということを肌で感じます。「今年の気象は~年前のあの時と似ている」と思いながら、その年を参考に管理作業をしますが、ほとんどその予想は裏切られます。今日は前線の通過にともない大雨で大荒れになる可能性があると言われていましたが、みなべ町ではそれほど大荒れにならずにすみました。収穫シーズンとなる当分は穏やかな天気であってほしいものです。

南高梅が実る木

2021年4月14日(水)

 梅の果実が少しずつ大きくなってきました。今季は開花シーズンに暖かい日が多く、ミツバチの受粉活動が活発だったので、梅の着果が良く豊作傾向のように思います。今のところ雨も適度に降ってくれて順調な天候です。ただ、気温が平年よりずっと高い傾向なので、収穫シーズンは早まるかも知れません。
 今季のうすいえんどうですが、4月17日(土)で販売受付を終了致しますので、どうぞよろしくお願いいたします。

実り始めた梅

2021年2月12日(金)

 暖かい日が続き、梅の花が咲き誇っています。今年は花の状態が良く気温が高い日が多いのでミツバチの活動も活発で、受粉がうまく進んでいるのではないかと思います。昨年が大凶作(裏年)だったので、もしかしたら今年は豊作(表年)になるかも知れません。
 ただ、残念なのは新型コロナウイルスのため、いつもは観梅でにぎわう梅林も今年は静かで寂しいです。
何もなければ、花も良く天候も良い今季の梅林は最高の状態だったと思います。
 なお、今季のうすいえんどうの販売ですが、2月23日頃の受付開始を予定しています。どうぞよろしくお願いいたします。

咲き誇る梅の花

2021年1月17日(日)

 年末年始から立て続きに大寒波が襲ってきました。我が家の周辺地域でも8日、9日は最低気温-3℃、最高気温3℃と、あまり経験のない気温でした。しかし雪はうっすら積もったものの大雪にはならず、日中は日差しもあったので、作物も人間も大きな混乱はありませんでした。
 ここしばらくは例年通りのこの季節らしい気候のようで、まだ蕾のままの梅も少しずつ開花へ向かっていくことと思います。梅花の満開は2月中旬以降となりそうです。

寒波の中の梅の木

2021年1月1日(金)

 新年あけましておめでとうございます。旧年中は皆様にご愛顧頂き誠にありがとうございました。
 昨年から新型コロナウイルスの影響により、社会・仕事の在り方やライフスタイル、夢・希望の変更を余儀なくされています。
 異なる立場や境遇からの意見の対立など、これからの社会は「答えのない問題」に否が応でも向き合っていかなければならない時代に突入しているのだ、ということを実感させられます。
 しかし、社会は様々な問題や矛盾を抱えながらも「より良い方向」へ向かっていると信じています。このコロナパンデミックが終焉した後には、以前よりも「より良い社会」が誕生することを期待しています。
 本年もどうぞよろしくお願いいたします。

お正月飾り門梅
(←妻が梅の枝で作成した「門梅」です)